年を通して牡蠣の養殖に時間をかけています。

まず、種の採取。
毎朝、水温、天候、各場所の種の数値状況、付着率を見て判断し山がくるタイミングで一斉にバンをはめて種牡蠣が付着するのを待ちます。

無事牡蠣の種が付着して数日間は約1時間程度、イカダの上で天日干ししてストレスを与えます。

牡蠣の種が付着後

色が濃くなり勢いのついた種をイカダから抑制棚へ吊り交わします。
種が死なないよう最初は低めに吊るして、抑制棚の環境に馴染ませます。

海に入って一つずつ感覚と高さを調しながら丁寧に吊るしていきます。
来シーズンの種付け時期までに全部の種が暑さに乗り越えれる訳じゃなくて勢いのある強い種だけが生き残ります。